大阪・堺市で注文住宅を考える~建築工事の流れ 特別編 地中熱利用熱交換換気扇 

最近の住宅では、玄関や廊下に階段を設置するのではなく、LDKから2階に上がる

イン階段を希望される御家族や吹抜があるプランでは、どうしても冷暖房の

効率が下がってしまいます。

折しも節電が大切なこの時期、得に気になられますよね。

今回、注文住宅を建てさせて頂いておりますH様邸は3階と言うことで

空気の上下の流れが大きくて心配していました。

そこで、床下地中熱を利用した全熱交換換気システムを御提案させていただきました。

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本当に簡単に説明しますと、冬にエアコンをつけますと暖かい空気は上に

上がってしまいます。

これを床下に持って行ってあげて、冷たい空気は外部に排気して

外部から入ってきた冷たい空気と、上から下りてきた暖かい空気と地中熱(冬の床下で

15℃前後)をが混じりあってから室内に空気を給気します。

夏は反対で、冷たい空気は下に下がりますから、地中熱(床下で25℃前後)からの

暖かい空気と混ざりあわせて冷たくなってから室内に空気を給気します。

つまり、折角エアコンで冷たくなった空気が出て逃げてしまいますから、出ていってしまう

冷気で入ってくる空気を冷やすてことですかね。

その上に、今回は床下に蓄熱暖房機を設置させていただいて

温まった空気を各室へ運んでもらいます。

これによって、冷暖房費を軽減できるそうです。

また、給気を高性能花粉フィルターを透して行うことで99.8%除去出来るそうです。

(実際に居住されている家屋における測定らしいです。)

また、ハウスダストは床上30センチぐらいまでにほとんどが集まると言われているのですが

室内排気は床面からですので効率的に除去されるみたいですよ。

次回は、いよいよ上棟です。

お楽しみに!

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